FC2ブログ

青果担当者ブログ~やおやの日常そして野菜と果物の目利き

日記と素人でもわかるみわけかた~旬と収穫期によるレシピ~きゅうり、とまと、みかん、りんご

大根が茶色く変色してる

一時よりはおちつきましたが
まだ暑いですよね。
暑い時期はやはり野菜も傷みやすいです。
また天候による障害や
生理障害もおきやすいです。

今、大根は北海道のものが中心となっております。
涼しい地域でとれたものですから
関東に持ってくると
傷みやすいです。
他の野菜でも
特にニラもそうですね。

大根の中身が茶色変色してることがあります。
赤心症という生理障害が多いと思います。
当ブログの大根の中身が変色しているにも書かれてます。
薄く茶色変色してるのはこれだと思われます。
菌でやられてる場合は濃い色で変色してます。

暑い夏ですと
こうした障害が少なくないです。

大概、大根は半切りでも売られてます。
半切りなら中が見えてるので安心です。
たまに売り場に半切りが売り切れてる時もありますが
そのようなときはお店の人誰でもよいので
「大根の半切り」くださいと言ってみてください。
しかし、ごくまれに半切りを置かない店もあるかもしれません。
関連記事
[ 2014年08月17日 05:30 ] 大根 | TB(0) | CM(0)

久能の葉生姜

DVC00083.jpg
JA静岡市の久能地区でハウス栽培されている葉生姜。
温暖な気候なうえ、ハウス栽培されているので
3月~7月位まで出荷されています。
静岡では「みるい葉しょうが」と紹介されてます。
「みるい」とは静岡の方言で「柔らかい」のようなことをあらわすそうです。
「やわらかく、みずみずしく、さわやかな食感」とも紹介されます。
食べてみた感じとしては、やわらかくて生姜の繊維質があまり感じなくよい食感です。
出荷量もトップクラスです。

この久能地区の葉生姜はブランドですね。
他のと違い茎や葉もしっかりとして
売り場に陳列してもきれいです。
他のだと茎が細かったり
葉も細かったり
葉がすぐ枯れてきたりで
生姜の部分も
茎の付け根あたりの紅の色も鮮やかです。

青果担当者としても
この時期くらいまでは
通常はこちらの葉生姜を使いたいところです。
で、安く売りたいときはやはり他の所のものを使うかもしれません。
仕入れ価格もやはり
少し高くなります。
しかし、それだけの価値はありますし
これだけのものを作ることに対して
余分に払わなくてはいけないかな、と思います。
他のだと陳列していて、あまり自信がないことがありますね(笑)。
他のは味はそこそこなんですが
見た目がまず違います。
こちらのだと安心して陳列でき
お客さんにおすすめするときも堂々とできます。

良い葉生姜の見分け方
茎が濃い緑で
生姜の部分が白く
付け根が紅色が鮮やかなこと。
茎が根のほうが太く先のほうが細くなってるもの。
茎はだんだんと茶色くなってきます。
葉も茶色くなったり薄茶に枯れてきます。
生姜の部分が古くなると茶色く溶けてきます。

食べ方は
基本、みそをつけておつまみですね。
これが一番葉生姜を味わいやすいです。
辛いかなと思ったら
熱湯につけてから食べると辛さが抜けるようです。
あとは甘酢漬け
てんぷらなど
マヨネーズをつけるだけでも良さそう。
JA静岡市

東京青果の紹介
関連記事
[ 2014年07月01日 05:59 ] 生姜 | TB(0) | CM(0)

ちょっと変色したきゃべつ2014.5

一年中でまわっているきゃべつですが
大きくわけて3種類あります。
春きゃべつ
冬きゃべつ・寒玉きゃべつ
高原きゃべつ
春きゃべつはやわらかくサラダ用
冬きゃべつは硬くて炒め用
そして群馬の嬬恋高原などでとれる高原キャベツ。

きゃべつが受ける害には
生理障害
病害
虫害
それから天候によるもの
があります。
あまりにもひどいものはもちろん出荷されません。
たまに紛れこんでる場合もあります。

いろんな害をうけるきゃべつがありますが
今回は一年を通して結構みかける
少々「難あり」のきゃべつを見てみたいと思います。
「これくらいなら出荷されるのは仕方が無い」
くらいで出回っているものです。
それでもちょっと目立つものは青果担当者は注意書きをして販売したほうがよいと思います。

結構見かけるのが
黒い斑点のあるきゃべつ
内部黒変と呼ばれるもの
病害や虫害だともっとひどいのですが
ちょこっと黒い斑点がきゃべつを剥くたびにいくらかずつあるもの。
寒い時期に育ったものや冷害にあったものによく見かけられます。
原因は今のところはっきりとしたことはわからないようです。
個人的な考えですが
寒い後に温度が上がったところにあり雨や氷結により水分が加わり黒く溶けかかったような感じがします。
これは外の葉を何枚かむいた後にわかるもので
気づかれず出荷されることが多いようです。
このようなきゃべつに当たったら
その部分は切り取って使っていただければと思います。
病害ではないので今のところ害があることは言われてません。
気になるようでしたら返品に応じてくれる可能性は高いと思います。
青果担当者も当日のきゃべつにこのようなものが多かったら
「一部黒い斑点があるものもでてますが」
と明記し、安めに販売したほうが良いです。
市場にも報告し、値段の交渉はしてください。
上層部の人が「売らないほうが良い」と言ったら
本当にその日は全くきゃべつを売らないのか
市場に良いきゃべつがあれば代替で持ってきていただくのか
あるいは、このようなきゃべつが出るのはある程度仕方が無く
全くきゃべつを売らないのもお客様に迷惑なので
注意書きをして、お客様に納得して安く買っていただく。
のかどうか上層部に問い合わせたほうがよいです。

冬から春先に多いのですが
氷結
氷がついてくることもあります。
ひどいものになると
黄色かったり
葉が水に浸かり溶けかかってることも
ひどいものは市場に返品したほうがよいです。
ちょっと見ればわかるものですので
入荷したものが全部このようなものだったら
今日はきゃべつは売れなくなります。
市場には事情を説明し代替のきゃべつを持ってきていただかねばなりません。
あと
氷がついていた部分が穴があいてることもあります。
少しくらいなら
注意書きをして販売でよいと思います。
ただ会社によっていろいろ見解があると思いますので
青果担当者は迷ったらとりあえず青果の上司・リーダー・先輩等に聞いてみたほうが良いです。

薄い黒色の跡
薄い墨のような跡がある場合があります。
これで外側の一枚のみでしたら
農薬の跡の可能性があります。
農薬が流れ切れなかった場合があります。
農薬についてはいろいろと議論があります。
外側一~二枚剥ぐだけでよいかと思います。
もし毒性があるのなら
食べる人たちよりも
播く農家や
農薬を生産する工場の方が危険度が高いことになります。
でも、このようなものは普通店には出さないと思いますので
一般の方は、あまりお目にかからないと思います。
だいたいが青果担当者の気がつかない内側の斑点
氷結など、その時期仕方ないものだからです。
「これは農薬の跡」とは一概に言えませんが
お客様が気に入らなかったら返品OKという姿勢の店は多いと思います。
生理現象、病気、農薬なんであろうと
嫌なら返品してみてください。

半切りのきゃべつが時間がたってくると
ちょっと黒っぽくなったりします。
きゃべつが黒っぽくなるのは
大体はきゃべつの持ってるポリフェノールが影響していると思われます。

葉が紫色に変色したものも出ることがあります。
低温障害が多いようです。
これはアントシアニンが影響してます。
ブロッコリーも紫色の部分がでることもあり
これもやはりアントシアニンです。
アントシアニンによる変色なら
もちろん害はありません。

あと穴があいてその周りが盛り上がったようになるもの。
まるで虫の卵がついてるよう。
これは虫が食べた後
きゃべつが成長を続け
盛り上がったものです。
普通に虫が食べて
穴があいたものも多いですね。
これらの虫の食べた後は
よほどひどければ返品ですが
少しくらいならお許しを。

関連記事
[ 2014年05月19日 11:08 ] きゃべつ | TB(0) | CM(0)

りんごを切ったら、中が茶色。担当者の見分け方

DVC00099.jpg
DVC00102.jpg
りんごを切ったら
切った直後にもかかわらず
上の写真のように茶色くなってることがまれにあります。
前者の場合は
りんごの酸化を抑えるガスが早々に抜けてしまい
切らなくても
中で酸化してしまい茶色くなった結果です。

後者の場合は
蜜が残っており
それが酸化により
茶色くなった。
蜜の場合は
もっと茶色くなることがあります。

前者の写真のようなものでしたら
酸化しただけですので
食べても大丈夫です。
虫害や病害ではないので。
しかし
「お値下げ品」でなく
定価で買われたのなら
これでは品質が悪いものであり
よいものに交換
返金されたほうがよいです。
後者の写真のも
溶けたところ以外は
食べられますが
これもやはり定価で買われたなら
交換返金でしょう。

りんごの蜜というのは
蜜があっても
12月後半から
果肉に吸収されてしまい消えるのですが
残ってしまうのもあるようです。
残ったものが
濃い茶色になったりするようです。

上の写真の場合は
病気や細菌によるものではないので
安全だとはいえますが
味はよくないので
交換返金してもらったほうがいいと思います。
ほんの少しくらいなら仕方がないかもしれませんが
上の写真くらいまでいってたら
これは交換しなければいけないはずです。

今のりんご
サンふじは硬いりんごですが
上の写真くらいになると
触っても
ちょっとやわらかいなと感じます。
硬くても前者の写真の左側のように
少し茶色い場合もあります。
そうなってくるとわかりずらいです。
担当者側ですと
入ってきたりんごの箱、全体を見渡すと
「あまりよくないな」
と思うと、こういうのが含まれてるかもしれません。

今の時期は大体
発泡スチロールに、りんごが入ってきますが
ダンボール箱入りだとあるかもしれません。
ダンボール箱でも
ビニールでガスを逃さない工夫がされてる箱であれば
大丈夫かと思います。

りんごというものは
秋・冬に収穫され
今でまわってるものは
貯蔵してあるものなので
まれになにかとありますが
そこら辺はいろいろとご理解お願いしたいところです。


関連記事
[ 2014年04月12日 23:47 ] りんご | TB(0) | CM(0)

りんごを切ったら、既に置きっぱなしだったように茶色くなっていた

DVC00020.jpg

りんごを切って置いて、しばらくするとりんごが茶色くなるのは誰でも知ってるでしょう。
茶色くならないように塩水につけたりしてます。

しかし、写真のように
りんごを切った直後にもかかわらず
既に置きっぱなしだったように茶色くなってる場合が
ごく希にあります。

時期によってよくきかれることがあります。
ちょうど今の時期も(うちだけに関わらず一般的に、ネット上でも)よくきかれます。

これは
置きっぱなしで茶色くなったのと同様
食べても安全ですが
食味が落ちるので
気になる方は返品してください。
返金交換に応じてくれるところは多いと思います。

原因としては
①高温の年のりんごに起きやすく
なるべく早めに収穫することで対策している。
収穫の段階で色づきが良いものが中身が茶色くなりやすく
そういうのを避けて出荷するが
混じってしまうこともある。
②りんごが出す炭酸ガスによる障害
③長期貯蔵で酸化を防ぐ「抗酸化物質」が早く消耗して、酸化が早まったため
参考:当ブログ りんごを切ったら茶色かった
などで茶色くなります。
上記の参考先でも同様なことを書きましたが
今、よくきかれるので
同じことですが、書いてみました。

写真よりもっと飴のように茶色くなってる場合もあります。
それは「蜜」が残り、茶色くなったものです。

他に黒かったりする場合があります。
その辺については
病気であることがあるので注意してください。
関連記事
[ 2014年04月04日 01:33 ] りんご | TB(0) | CM(0)
スポンサー
スポンサー
スポンサー
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

プロフィール

yaoyoshi

Author:yaoyoshi
パソコン好きな
八百屋の店員
S40年代
埼玉中部より
北関東周辺からみた青果物
日記もあり

twitter
ちょっとした質問など twitterにどうぞ!!
Face book
タグ

産地 見分け方 買うときのポイント 栽培 交換 11月 返金 鮮度 糖度 収穫期 変色 おいしい レシピ  品種 5月 安全性 返品 収穫 地場 4月 新物 楽天 極早生 売り方 中生 ハウス サイズ 野菜  茶色 春野菜 保存 生理障害 苦い サラダ 原産地 やわらかい 追熟 とう立ち ブランド SKU クレーム 生食 こだわり 黒箱 初夏 レンジ 美味しい マルチ栽培 10月 早生 選果場 甘い 入り数 保存方法 下ごしらえ 苦味 おすすめ 褐変 涼味 売場 種まき 浅漬け 赤箱 ダイエット 簡単 植え付け 晩生 JA 障害 露地 6月 今一番 渋抜き 糖化  個数 年間 酸味 ククルビタシン 端境期 事例 カビ 食べ頃 あくぬき 原因 用語 アク抜き トンネル うまみ 業務メモ 1月 黒い 黒い点 とうもろこし 作型 輸入物 旨味 焼き芋 そのまま食べ 特選 グレード グルタミン酸 りんご リコピン 栄養 黒色 うまい 等級 無漂白 漂白 メロン とうが立つ おつまみ ししとう 水分 れんこん さつま芋 知識 ブロッコリー 豆類 きゃべつ きゅうり トマト とまと キュウリ 白菜 南瓜 ブルーム 胡瓜 GW 田植え ファスト おやつ代わり 大根 品質 ビターピット 管理 ピーマン 切り替え 食感 板ずり 誤解 幸水 偽装 誤表示 傷み 傷んだ 種類 中身が透明 ようてい大根 ほくほく スポット 雨よけ 品揃え 徳用袋 メモ 徳用 撰果場 ゴマ症 虫の追い出し方 宇和島 ゆで方 腐り 苦情 褐色 ナリンジン 展望 青島みかん 農薬 灰汁抜き 蜜入りりんご 担当者   かたい  新もの  クリスタル症 果点 柑橘類 高値 えぐ味 index 糖質 灰汁 アク 赤土 未熟 高級 違い ピーク 起源 盛りかご お盆 おいしい時期 基本 ホクホク 干芋   良品  高い トリミング 熟度 無印  行事 新鮮 トウ立ち 皮が浮いてる  三ケ日 イヌリン 2月 秋冬 中身 低温 春夏 オリーブオイル カプレーゼ 埼玉 オリーブ油 モツァレラ ポリフェノール リコペン アントシアニン カロチン 値段 価格 みかん サン 放射線状 アミノ酸 薄茶 休眠期間 エチレンガス 硫化アリル 美味しい時期 方法 MA包装 フードパック 9月 仕事 高温障害 CA貯蔵 低温障害 蘇生 過多 ゆで時間 歴史早生 酸度 時間 熊本 贈答品 冷蔵庫 果肉 実の色 新聞紙 玉売り ゆでかた 茹で方 うるみ果 期間 あく抜き 抑制栽培 内部黒変 ばら色カビ病 しびれ 斑点 料理 贈り物 塩もみ ピリっとする エチレン 作り方 促成栽培 漬け方 梅酒 もも モモ 1個売り 夏ねぎ 抗酸化 果肉褐変 ストレス 成功例 安値 予措 相場 西宇和  抑制 不足 促成 砂地 甘み 意味 特徴 硬い  虫食い   ダイコン 生理現象 だいこん アルコール 炭酸ガス 安口 薄い チップバーン カルシウム 種有り 種無し 今一番おいしい果物