群馬産胡瓜
「群馬産きゅうり」と見かけることが多いでしょう。
個人的に私、群馬産の胡瓜が好きです。
中でも館林産は東京の市場でも人気のある産地です。
全国的に見ても
宮崎産と一、二位を争う産地です。
その群馬の中でも
館林・板倉の胡瓜のシェアは大きいです。
館林・板倉地域では古くからきゅうりの栽培が行われ
戦後、トンネル栽培
昭和40年代ハウスによる促成栽培が盛んになり
大産地となりました。
しかし、ここでも生産者は減ってます。
胡瓜の旬は
6月~9月ですが
この時期の群馬産は意外と少ないです。
特に7月と8月は少ないですね。
群馬の胡瓜は9割が施設栽培といわれてます。
ハウス等での栽培です。
1月から6月までは促成栽培
9月から11月までの抑制栽培
の2作型がメインとなってます。
6月~9月の旬の時期の露地栽培は1割といったところでしょうか。
促成栽培というのは本来6月~9月採れるところを
ハウス栽培で早く植えて早く収穫できるようにしたものを言います。
抑制栽培というのは逆に
6月~9月とれるところを
遅らせて植え、遅らせて収穫できるようにしたものを言います。
同じ生産者のハウスで1月~6月と9月~11月収穫しているところもあります。
12月ハウスの準備をし
12月下旬きゅうりの苗を定植し
1月下旬から収穫し
6月いっぱいまで
7月からハウスの準備をし
8月の下旬に苗を定植し
9月下旬から収穫し
11月いっぱいまで。
一年中やることがありますね。
収穫期は大変ですが
準備の時期は毎日仕事というほどではないようです。
6月~9月が露地で家庭菜園でも作りやすいのですが
多くの人が6月~9月ばかり収穫すると
その時期は格安になってしまい
他の時期は高すぎるものとなってしまいます。
本来は6月~9月のものなのですが
こうして栽培時期を散らせば
年間を通して安定した量、価格で提供されるようになります。
それでも相場の動きはありますよね。
ここ半年で
とれない時期は3本で300円で売った時もありましたし、
今のところですと
3本で100円で売ってたりします。
宮崎産や千葉産は周年でとれると紹介されてます。
群馬産胡瓜も周年で見られるのですが
12月と7.8月はあまり見かけないかもしれません。
7・8月は露地くらい。
12月はせいぜい上旬くらいか。
生産者によって収穫期がずれて、
群馬産があったりなかったりになります。
そのため周年とは紹介されてないことも多いです。
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