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青果担当者ブログ~やおやの日常そして野菜と果物の目利き

日記と素人でもわかるみわけかた~旬と収穫期によるレシピ~きゅうり、とまと、みかん、りんご

絹さやの旬

スーパーでは「絹さや」と品名がでてると思います。
一般には「さやえんどう」と言います。
北関東では「さやぶどう」といった言い方もされてます。
「さやいんげん」といったらインゲンの方になります。
旬はだいたい春ごろです。

関東では11~12月にタネを播いて
4月~6月頃収穫されます。
やはりこの頃がやわらかくておいしく
関東でもとれるので生産量も多く
値段も安い時期となります。
売る側からすると
年末・年始の煮物にもかかせない商品ですので
少々高くても品揃えしなければいけない商品となります。
年末・年始は通常の5倍くらいの値段でもそこそこ売れます。

「絹さや」として収穫するのは未熟な時。
大きく言って
えんどう豆を
未熟な時に収穫してものを「絹さや(さやえんどう)」
熟す前に収穫したものを「グリーンピース」
その間を「スナップ(ク)えんどう」
そして芽が出たばかりを「豆苗」
熟したものを「実えんどう」として出荷されますが
同じタネのものがスーパーに並んでいるということではなく
種も日々品種改良されてるので
同じ「えんどう豆」でも
絹さやは、未熟な時においしくなるように
グリーンピースは成長したときにおいしくなるように
特化されたタネを使ってます。
でも同じ仲間なので
絹さやのタネを「絹さや」の状態からしばらくすると
「グリーンピース」くらいにはなります。
しかし、「グリーンピース」に特化されたタネを使ったものよりは
見栄えやら味は落ちるかと思います。
インゲンはえんどう豆とは違う種類になります。
枝豆も大豆だったり
豆類は収穫時期によっていろんなものになります。

主要な産地
関東に入ってくるものですと
鹿児島、愛知、福島、北海道。
輸入だと中国、タイ。
関西だとあと和歌山。
そして熊本・北海道の産地もたまに見かけます。
関東産だと千葉・茨城もいくらか見かけますね。
あと広島を加えて国内10位以内となります。

品種はニムラサラダスナップ~みかど協和
こちらを見ると
暖地は冬
冷涼地は夏~秋
中間地は春
収穫されるので
年間、国産が見られるのですが
絶え間なく見られるというわけではありません。
やはり、どうしても国産が無いという時期もあります。
あるにはあるけどかなり少なかったり
次の産地がでまわる前に前の産地が終了したりで。
産地の鹿児島産が
11月~4月位まで。
冬頃でまわるのはハウス栽培が多いです。
関東でも早いものは年が明けてから出荷されます。
春は関東産も多く出まわってきます。
原産地は地中海から中近東なので冷涼な気候を好みます。
夏になると東北・北海道に産地が移っていきます。
夏は東北
秋は北海道と大体こうなります。
6月頃、福島産がメインになります。
量的にはこの6月頃までで
7月から11月頃まで
九州産がでてくるまで量的にはかなり少なくなり
相場も高くなると思います。

売る側も売れる時期が年末・年始から今月、6月までですので
売り逃さないよう気をつけたいと思います。

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[ 2015年06月18日 14:43 ] さやえんどう | TB(0) | CM(0)

にんじん

スーパーなどでは
「人参」と書かれてます。
今頃ですと
徳島産の「新にんじん」がみずみずしくておいしいです。
そろそろ徳島産も終わりになってまきます。

にんじんは出荷時期によって
冬にんじん(11月~3月)
春夏にんじん(4月~7月)
秋にんじんと(8月~10月)
わかれます。

原産地はアフガニスタン。
大体が高地であり、夏暑く、冬寒いところです。
なのでニンジンの幼苗は暑さに強いところもあります。
夏植えて冬に収穫するのが簡単だと言われてます。
ただ収穫期に高温は苦手なようです。

主に関東地方のでまわり状況になりますが
今が春夏にんじんですね。
3月頃から徳島産がでてきます。
大体どこのスーパーでも徳島産ばかりになります。
3月、4月は大体徳島産になります。
関東地方のにんじんは
冬にんじんが3月頃出荷終了してから
しばらく端境期となります。
関東で春夏にんじんが取れるのが
5~6月になります。
関東地方のにんじんの旬はこの頃です。
千葉産・埼玉産・茨城産がでてきます。
関東地方でも一部長崎産が見られます。
関東地方では一般の方でも
露地で6~7月と11~12月が収穫しやすい時期となります。
千葉産の人参は
11月~7月までありますが
11月~3月が冬にんじんで12月頃のものが一番旬で甘く
5月~6月の春夏にんじんは6月頃のものが旬です。
7月頃関東では長崎産がいくらか見られるかもしれません。
千葉産や青森・北海道産が少ないと長崎産がよく見られます。
ただ長崎産も終了の時期になります。
長崎も3月~6月が春夏にんじんで
11月~2月が冬にんじんです。

そして7月~8月、北海道産・青森産が出てきます。
ただ北の産地なので暑さには弱いです。
夏、暑い時に売り場で暑いところに陳列したりしてると
売り場で溶けてる可能性が高いです。
今のところ北海道産もそうですが
特に青森産は溶けやすい印象です。
8月は北海道産のじゃがいも・たまねぎもでてきます。

そして再び11月頃から千葉産がでまわってきます。

高温が苦手な人参ですので
高温の時期は北海道・青森産が主力になります。

秋にんじんは主に北海道・青森ですが
冬にんじんと春夏にんじんは主に
千葉・茨城・埼玉
長崎・鹿児島・宮崎でとれ、
2回収穫時期があります。
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[ 2015年05月18日 16:11 ] にんじん | TB(0) | CM(0)

スナップえんどう

たまに「スナックえんどう」とか表記されてることがありますが
正しくは「スナック」ではなくて「スナップ」です。
これは農水省によって1983年に正式に統一されました。
ただスナックのように食べられるので
スナックと表記するのはわかる気がします。

スナップえんどう。
マヨネーズとかで食べるとおいしいんですよね。
結構甘いんです。
今鹿児島産が結構でまわってるので
いくぶん安くなってきたのではないかと思います。
レンジなどで手軽に食べてみてはいかがですか。

だいたい関東では10月頃種を播き
4月頃から取れだします。
生産量第一の鹿児島県では
まず、早どりとして
8月に種を播き、年内に収穫します。
そして
10月に種を播き、ハウスで育て
1月~4月くらいまで収穫します。
5月くらいになると関東でも取れだし価格も安くなってきます。
さらに5月くらいですと害虫の対策とかでてくるらしいです。

青果コーナーとしては
春のイメージのある商品として
また手軽に食べられる商品として打ち出したいところです。
レンジで簡単に調理できるんですよね。
PCでレシピを検索するとたくさんでてきます。
20本くらいですと500Wで2分くらい。
まずスジを取り
水洗いをし
容器に入れてレンジへ。
レンジから出したら
色が変わらないように冷水に少し浸しておいたほうがよいようです。
食べ方としては一般的なのがマヨネーズ。
ブラックペッパーをかけるのもおいしそうです。
あとはレンジに入れる前に
塩コショーをかけ5gくらいバターを入れてレンジへ。
おつまみやおやつとしても最適です。
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[ 2015年03月11日 16:54 ] さやえんどう | TB(0) | CM(0)

千葉産かぶ

春の七草「すずな」がかぶのことです。
かぶには
関西でおなじみの大きな聖護院かぶと
関東で普通に売られてる小かぶとがあります。

DVC00479.jpg

写真は千葉産のかぶです。
千葉産のかぶは周年出荷されてますが
千葉産のは12月~5月がです。
カブの美味しい時期は
冬のカブは甘みがあり
春のカブはやわらかく
秋のカブもまたやわらかいです。
基本、一年に春と秋の柔らかい時期がです。
夏はどうかというと
青森産の野辺地カブなど
生でたべておいしいものがあります。
一年中おいしいものに出会うことができます。

かぶは種まきしてから45~50日で収穫でき
周年栽培され出荷されてます。
冬の時期は寒さをしのぐために
トンネル栽培になります。
本来は冷涼な気候を好み
秋に収穫され
秋がだといわれます。
春はとう立ち、夏は高温、冬は低温で難しいですが
品種改良等により周年栽培できるようになりました。

葉の部分もおいしいです。
漬物、お味噌汁にも。
葉がしっかりとしてみずみずしいものを買い求めたいところです。
仕入れしていても
たまに葉がしょんぼりしたものや
すこし枯れたものとかあります。
しかし、しっかりとしてみずみずしい葉のカブを仕入れた時など
すぐに食べたくなりますね。
また、そういうものですと売れやすいです。
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[ 2015年02月18日 13:49 ] かぶ | TB(0) | CM(0)

アメーラトマト

DVC00406.jpg
DVC00403.jpg

アメーラトマト公式HP

食べてみても「濃いトマトだな~」と思いました!
トマトの先っぽの中心部から
うっすらと白い星状のすじ
これが甘いトマトの特徴です。
アメーラはフルーツとまとのパイオニアであり
たいがいのスーパー等で見かけると思います。
小さいとまとが2個くらい入って
大体400円前後でしょうかね。
300円くらいのところもあるでしょうか。
ちょっと高めですが
デザート感覚で食べてみてほしいです。
皮の近くが大変甘いですね。
ゼリー状の部分もしっかりとしてうまい。
食べた感じが「濃い」です。
よくリポDとかドリンク剤がありますが
100円くらいのではなく
ここぞというときに500円のを飲む時が年間2回くらいありますが
安いのではなく高いドリンク剤を飲んだ時の濃さの感覚に似てますね。
分かる人には分かっていただけると思いますが(笑)
何かのきっかけでぜひ食べていただきたいです。

1994年静岡県農業試験場で発表されました。
使ってる品種は桃太郎ヨーク~タキイ種苗
普通のとまとは糖度がだいたい5度ですが
アメーラは

1月21日~6月15日の期間は 8度以上
6月16日~1月20日の期間は 7度以上


の基準で出荷されます。
中には14度近くなるのもでてるようです。
一番4~5月が甘いとされてます。
秋あたりですと、ちょっと酸味があるようです。
商品名は静岡弁の「甘えらー」からきてます。

だいたい4月に定植して6~7月収穫
7月に定植して9~10月収穫
11月に定植して1~3月収穫のパターンで
場所によって少々ずらし
一年中出荷できるようになってます。
定植といったら普通、畑に苗を植え付けるのですが
アメーラトマトの場合
ホームセンターにあるような
黒くてやわらかいプラスチック製のポットに土を入れて植えるだけ。
効率よくやります。
また組合の人たちが協力して共同作業をやるため
これもまた効率良い労働となってます。

ローソンではデザートとしてトマトとチーズのスイーツ(国産アメーラトマトトッピング)が販売されてました。現在は販売終了しています。
コージーコーナーでも本店にて限定販売されました。
銀座1丁目本店限定!静岡県産トマト・アメーラのデザートを期間限定販売
こちらも現在販売終了しています。

主に静岡で栽培されており
軽井沢でも栽培されてます。
普通のとまとの1/3の大きさにして
水分をあまりあたえず
そのストレスで甘みを凝縮させる方法で甘くなってます。
水を吸おうとして浸透圧を高めるために
糖分を増やそうとするのです。
さらに寒さでも甘くなるために
1月~3月が最も甘いという意見もあります。
今ではフルーツトマトの作り方の常識ですが
当時は画期的でした。
アメーラトマトを栽培する「アメーラ倶楽部」は
元々トマト農家だったのはほとんどいなかったために
新しいやり方がすんなりと受け入れられたようです。

トマトの甘み成分として果糖・ショ糖がありますが
トマトにはショ糖を蓄積する機能がないので
こういったやり方をして甘みを増します。
果物の中には成長するにつれ
ショ糖を蓄積していくのもあります。
葉で光合成をし、ショ糖を増やします。

育苗施設の中では光、水、肥料、温度、炭酸ガス濃度までもががコントロー
ルされて、静岡ばかりでなく軽井沢でも同じ環境で作られます。
成長段階により光を当てる時間を変えたり温度を変えたりしてます。

タレントでSMAPの木村拓哉さんがテレビ番組で
3日間トマトだけの生活を送るというのが以前ありましたが
そのとき「アメーラとまとのおかげでトマト生活を乗り切れた」というコメントがありました。
他のトマトとの違いを端的に表している言葉だと思います。

また、アメーラのミニとまと版「ルビンズ」という商品もあります。
黄色いミニとまとがゴールデンルビンズと呼ばれてます。
こちらの品種はオランダの種です。

参考
養液栽培による高糖度トマトの周年栽培~静岡県志太榛原農林事務所 産地育成課
関連記事
[ 2015年02月05日 18:26 ] フルーツトマト | TB(0) | CM(0)
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